久々の外出

 昨日は、表に出ました。と、言うのも、どうしても的な外出で、定期的に通ってる父親の病院の付き添いです。
 たまたま重なったのですが、午前、午後と二軒の病院を掛け持ち、掛け持ちと言うか分かりませんが、二軒で3外来ですから、なかなかハードです。。。
 それに、昨日の豪雨。今まで、まるっきり外に出て無かったのに、出かけなければならない日を、この豪雨の日に当ててくる。。。親父の普段の行いの悪さを身に染みながら、万全の防備をして、出発。。。
 一軒目は近所の総合病院の眼科診断。。。病院の入り口では、マスク着用のチェックはもちろんの事、アルコール消毒、さらに入る人、一人一人の検温という、なんか、入り口だけでも、映画のワンシーンのようで驚いたのと同時に、医療関係者の方々が必死で働いてる現場を見て、ただただ頭の下がる思いで一杯になりました。
 受付して外来のところに行くと、普段はめちゃ混んでるのにガラガラ。伺うと電話診療なども進めてるとの事。なるほど!!とか思いながら、まずは目の検査に。私は廊下のベンチで待ってたのですが、親父が検査室に入って、すぐに入ってった、凄い品のあるおばあさまがいて、何気なく素敵な方だなぁ〜〜と思ってると、中から声が、、、、、
 聞くつもりは無かったのですが「では、まずは視力の検査していきます」と先生の声。その後に、品のあるおばあさまの声が「宜しくお願いいたしまする」いたしまする??外見は言葉使いも裏切らないなぁ〜とか思ってると、視力検査が始まって「ここは、どっちが空いてます?」と先生。「右が空いてるように思いまする」と婦人。「ここは?」「左が空いてると思いまする」「ここは?」「また右が空いてまする」と婦人、、、まするが止まらねぇーな!気になるわぁ〜〜と思ってると、5回目の質問「ここは?」でご婦人が少し沈黙。。。ここまでか、、、、と先生も私も諦めた、その瞬間、、、、婦人が「あのぉ〜〜上が空いているという可能性はございまするでしょうか?」。この一言で、廊下で一人で笑ってしまいました。。。親父が戻ってくると「なんだ?顔がにやけてるぞ、多摩川でも取ったのか?」と言われたので「ちょっと良い事があっただけです」と答えると、鼻歌歌いながら、車椅子を押しておりました。。。

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